富士山と駿河湾の眺望が素晴らしい坂を下って鰻を食べます!


今日のゴールでは鰻が待っているので、昼食はおにぎり2個と質素にしました。
さあ、たっぷり休んだので、三島まで一気に下るよ。
12時18分


山中城案内所の裏が旧道の石畳で、左上にさっきの城跡をみながら360m下ると
倶楽部四季遊山の看板がたくさん並ぶ国道へ合流するよ。ママは、パパに膝に負担を
かけない坂道の上手な下り方を教わり、その通りに歩いているのですが、何となく変です。
国道に出たら、すぐ
横断して国道の右側を進んでね。100mでまた右の旧道へと入るよ。
12時26分


草の道から、また石畳の道になって、旧東海道の案内板を右に見ながら320m下ると
富士見平ドライブインに出ます。ここは富士見平というくらいで、正面に富士山が
綺麗に見えます。でも今日は頂上に雲がかかって来て良く見えませんでした。
箱根の元箱根港から三島までコンビには無いので、ここで昼食でもいいかも。
12時31分


旧道の石畳を真っ直ぐ進むと、ここで国道とぶつかります。でもここで国道を横断
するのは不可能だよ。だって右からすっ飛んでくる車が、まったく見えないんだ。
前回パパは、決死の覚悟で横断したんだけど、ボクたちがいては
絶対無理と、
100mほど左にある横断歩道を渡りました。そこなら左右の見通しがよいので、
走ってくる車を確認して渡れるから安心だよ。ボクたちの後から来たおじさんたちは、
ここを渡ろうとしたけど、やはり諦めて歩道を渡りました。みんなも、
めんどくさいけど絶対に横断歩道まで行って渡って下さい。
12時34分


国道の先には木の階段があって、これを下りまた復元された石畳の道を進みます。
370m行くと右側に大きな
茗荷畑が出てきて、再び国道と合流します。150m先で今度は
左側に入るので、ここでは国道を横断しないで、左側の歩道をそのまま進んでください。
12時40分


箱根旧街道の看板に従って、ここから左へと入って行きます。その真ん中には
ホテルがあったみたいだけど、今は売り物件になっていて廃墟になっています。
笹原新田の道標に従って進むと、道は急な下りに差し掛かり、
眺望がよくなるよ。
12時43分


三島の街並みが初めて見えてきました。ちょうど真ん中あたりが三島駅、
海に近いほうが沼津駅になります。駿河湾の向こうは三保の松原方面だよ。ゴールは近いぞ!
12時47分


笹原の集落に入る前のこの旧道は、あとで分かるけど、本物かどうか怪しい旧道です。
一里塚の位置からすると、写真左の土手の上の道が旧道ではないかと思います。
地元の人がせっかく歩きやすく復元してくれたので、ボクたちはこの道を進みました。
一里塚が近づくと、左の道ばたにこんな石の道標がありました。三島まであと6kmだね。
12時48分


ここが笹原の一里塚だよ。江戸から27番目の一里塚で、左側だけ残っていました。
写真左でも分かるように一里塚の前の道が旧道のような気がします。上の左の写真で
佐武の上にあるこんもりとした木があるところが、この一里塚だよ。

12時51分


一里塚を過ぎると、すぐ国道を横断して笹原の集落へ入ります。峠から下ってきて
2番目の集落だよ。国道が水平なので、その先の道が見えないってことは急な坂ってこと?
12時53分


町外れに来たよ。ここからも駿河湾が綺麗に見えます。でもここから
坂の角度が急になって下の方がよく見えません。いったいどうなっているのでしょう。
12時58分


ここが、その急坂、
こわめし坂だよ。急勾配で背負ったお米も、人の汗や蒸気で
蒸されてついには強飯になるからなんだって。あまり急なのでパパはCADを使って
坂道の角度を測ってみました。そしたら15.6度の坂道ってことが分かったよ。
でも、今までの街道歩きの舗装路で一番急だったのは、中山道落合の与坂でした。
あの坂は17.2度もあったんだね。箱根の登りや中山道の碓氷峠など急な坂は
たくさんあるけど、車も通る舗装路では与坂が1番、こわめし坂が2番かもしれません。
15度を越えると、ちょっと怖くなるほどの坂に感じるよ。パパは日坂が楽しみといいます。
12時59分


坂を下りきると、古い国道1号線に合流します。ここからは三ッ谷新田の集落になるよ。
元和年間(1615~1624)には、ここに三軒の茶屋があって、元茶屋と呼ばれていました。
また三軒の茶屋だったので、三ッ屋と呼ばれるようになりました。しかし、街道奉行に
任命された大久保長安が箱根西坂五ヶ新田成立時に、現在の三ッ谷新田としたんだよ。
この集落は今までの集落より大規模で長さも1200mほど続きます。その家々を観察
していると、他には無いちょっと変わった風景が見られるよ。それは
軒下の美術館
最初、この家だけがやっているのかと思ったら、他の家やお寺にも軒下美術館があって
それぞれ家の人が、自分の絵や写真を展示しているんだ。こんなの初めて。この家は
ここから撮った綺麗な富士山の写真と、花火の写真が展示してあったよ。他にも8軒ある
からみんなも探してみると楽しいよ。
13時10分


今度は千本松原の先の富士市の製紙工場が見えて来たよ。うんと遠くに感じるけど
次はあそこまで歩くぞってパパは言いました。あんな遠くまで歩けるのかなぁ。
13時11分


佐武は、とても元気で、歩くのに飽きてくると、側溝の蓋になっているグレーチングを
飛び越える遊びに夢中になるよ。小さいときはパパに手を繋いでもらって飛んでいたけど、
今では、一人で飛び越えられるようになったので、面白がって毎回飛んでいるよ。
集落の入口付近には
覚源山松雲寺があって、この日はなんか綺麗な花飾りが
あったのでお祭りらしいです。綿菓子があったけど、子供がいないので諦めたよ。
13時17分


お寺の先には食料品・雑貨のかめやマートがありました。コンビにじゃないけど、
パンなんかも売っていてお腹が空いた人には便利なお店だと思います。
家が一回途切れるところは、ちょっと急坂になっていて、展望が開け素晴らしい眺めです。
13時21分


これが、そこからか見た愛鷹山と富士山だよ。残念ながら朝は良く見えていた
富士山もこの時間になってきたら、雲が湧いてきて頂上が隠れてしまいました。
でも、こんなところに住んで毎日富士山を眺めて暮らせたらいいだろうな。
って、そばにおじさんがいたので言ってみたら、
毎日観てるけど別に何も感じねぇなぁって。
13時24分


バス停の三ッ谷下を過ぎたところで、思い出したようにパパが道路の向こう側から
写真を撮りました。そうです。この場所は10年前の1998年4月30日に通ったとき
写真左のように
ツツジが満開だった場所なんだって。ボクたちもそのときと
同じ場所に立って写真を撮ってみました。でも今は花が無いので何の木か分かりません。
13時38分


やがて、旧国道が左へと大きくカーブしている場所になると、旧道は旧国道を進まず、
矢印のように真っ直ぐ狭い道へと入ってゆきます。右に
坂公民館、左に坂児童館を見て
進み、正面に市立
坂幼稚園が現れる写真右の場所で、道標に従って更に狭い坂を下るよ。
旧国道を真っ直ぐ進んでも、幼稚園のところを真っ直ぐ進んでも結局は、市の山新田交差点
に出るから迷わないけど、紹介したこの道が旧東海道なので、注意して進んでね。
13時39分


幼稚園下には、征夷大将軍足利尊氏が建てた七面堂の跡があるよ。そのまま進むと
やがて道は階段になって、下の舗装路へと降りてゆきます。舗装路を真っ直ぐ60m
進めば
市の山新田の交差点だよ。山神社・法善寺の前を通ってそのまま旧国道を
進んでゆきます。もうこの辺りで日本橋から112km地点だよ。
13時44分


市の山新田の外れには六地蔵があります。小さなお堂は軒下美術館になっていて
その前には六地蔵なのに2セット+1の13体のお地蔵さんが並んでいました。
13時51分


六地蔵から80m、市の山区公民館の先、写真左の場所で、地図にも載っていない
旧道を発見。道標は旧道へ入った上のところだから、下向いて歩いていたら
見過ごしちゃうよ。この先は250mほど自然の旧道が続いていて、この坂を
臼転坂というんだよ。昔ここで牛が転がったか、臼が転がったのでこの名が付いたんだ。
途中、馬頭観世音が左側にひっそりと立っています。下の石畳は良く見ると、
石に細かい綺麗な丸い穴が無数に開いている変な石で、パパは海岸から持って
来た石じゃないかって言っていました。石畳の石も良く見ると色々あるので面白いよ。
13時55分


臼転坂を抜けると、再び旧国道へ合流しますが、ここは新しい国道が左側から
大接近してまた遠ざかって行く場所です。旧国道と新国道の間には
ラーメン店
あるのでお腹が空いた人には便利です。ここからは全長1000mの
塚原新田
集落へと入ってゆきます。集落の道も旧国道で交通量は非常に少ないので安心だよ。
14時00分


これが塚原新田の街並みだよ。遠く大瀬崎の海が見えて、素敵な道です。
14時01分


集落の入口には喫茶店カフェコルソマルケ38があります。ボクたちは寄らずひたすら
鰻を目指して進みます。佐武は疲れたのか道ばたで水を飲みます。
14時02分

 

集落の中ほどには宗福寺があり、その先には駄菓子屋YOUがありました。
面白そうだったけど、近所のおばさんと話しに夢中で、入りづらかったのでやめました。
14時12分


集落も終わりになり、本来なら箱根路の碑の場所で国道と合流するのですが
この日は道路工事中で、ボクたちは随分迂回させられたよ。
塚原新田交差点の先に
伊豆縦貫道が国道とつながって、東名方面への近道が出来たみたいだよ。
結局、その先の松並木は国道の右側に歩道があるので、写真左のカーブは、
真っ直ぐ進んで、箱根路の碑に出て、その先の伊豆縦貫道を交差点で横断し
更に真っ直ぐ進めばいいんだよ。ボクたちはあちこち迂回して疲れたので
三恵台住宅地の入口へ入って風を除け休憩しました。ボクはママと遊んだよ。
14時32分


この赤白の柵の裏がボクたちが休んだ場所、国道の正面辺りが塚原新田交差点、
その少し右の森が、箱根路の碑がある場所です。さあ今度は
松並木を進むよ。
松並木はここから890mもあって、歩道が立派なのでとても歩きやすいよ。
14時38分


松並木の入口から2分進むと、錦田一里塚があるよ。江戸から28番目のこの塚は
両側が残っていてとても貴重で国指定の史跡になっています。でもこの北側の塚は
そばでよく見えるけど、南側の塚は国道の反対側にあるから見に行くのは大変だよ。
ボクたちは安全な北側の塚のさらに北側を通って三島へ向かいました。
14時40分


ちょっと進むと、国道1号線から三島駅北口へ向かう道の上を歩道橋で渡ります。
一応、名前があって
初音ヶ原歩道橋っていいます。歩道橋を渡って300m進むと
レストランアサカがあります。写真で見るようにこのレストランは前と後ろが全面
ガラス張りで、とても眺めの良いレストランです。鰻がなかったら是非ここで
お食事をしたかったけど、残念です。今度車で通るようなときがあったら
絶対入ってみたいとおもったレストランでした。テーブルからの眺めはきっと
クリックして写真のような眺めでしょう。夜もまた素晴らしい気がします。
14時48分


松並木の歩道が終わると国道に合流します。そこは信号のある交差点になっていて
交差点を渡ると、そのまま石畳の道を見つけることが出来ると思うよ。そこを入って
行くとやがて道は急な下り坂になるよ。石畳のこの坂道は
愛宕坂と言うんだよ。
この坂は1680年までは、土に竹を敷いただけの坂だったのですがみんな滑って
大変だったので石畳を敷いたんだよ。当時の石畳の長さは140mで幅は3.6mだった
んだって。石畳なのに車も通るので注意して降りて下さい。
14時56分


坂道を降りてくると、今度は東海道本線の踏切です。旧東海道踏切といって
右を見ても、左を見てもどこまでも一直線に線路が続いていました。
ボクたちも三島から電車に乗って、この踏切の上を通って家に帰るんだね。
踏み切りの脇には、古ぼけた旧東海道の絵図があったよ。ここが三島からの
旧東海道の入口になるんだね。絵図を新しくして欲しいと思いました。
14時59分


踏切を渡れば、もう三島の街中だよ。踏切から三嶋大社までは1200m。
その間に2本の川を渡ります。最初は
愛宕橋、遠くに富士山が良く見える
橋だよ。その次が
新町橋で、ここも富士山が良く見えます。でも今は手前の
森がだんだん大きくなっているので、そのうち見えなくなってしまうかもね。
15時10分


やっと三嶋大社に着きました。本殿までは250m。往復500mなので、疲れたボクたちは
大鳥居の下で、待っていました。元気なパパは一人で写真撮りに行っちゃった。
15時22分


三嶋大社大山祇命積羽八重事代主神を祀った古い神社で、
平安時代にはあったとされています。この日は七五三が近かったためか、
赤ちゃんを連れて参拝する人が大勢いたよ。10年前に来たときは結婚式を
やっていて、お嫁さんをみたとパパは言っていたけど、今度は赤ちゃんだね。


お腹が空いたボクたちは、パパがお参りして帰ってくると、早速鰻屋へ向かいました。
驚いたことに、大社西交差点から広小路駅までの国道は、お祭りのため
歩行者天国
なっていたよ。ものすごい人の波を掻き分けて進むと、右側の洒落たお店の前に
世古本陣跡の碑(写真中)が建っていました。ボクたちはおもちゃ屋さんを見つけ
早速、お土産を買ってもらうことにしました。今日はベイブレードにしました。
15時47分


とうとうやってきたよ。うなぎの桜家です。パパはここを通るたびに食べていて
いつもこのお店のうわさをしていたので、ボクたちもママも楽しみにしてたんだ。
そのパパ自慢のうなぎをやっと食べることが出来ました。値段は3種類あるんだけど
ボクたちは真ん中を取って3000円ちょっとのうな重にしました。うなぎが3枚も
入っていて、とても柔らかくって香ばしくって口の中でとろける感じのうなぎだよ。
中山道の大津かねよでもうなぎ食べたけど、また違う味付けでおいしかったよ。
15時50分~16時30分


桜屋(写真左)は、今日のゴールの三島広小路駅の手前にあるよ。
ここを通ったら、是非食べて行くことをお勧めします。
お腹がいっぱいになって満足したところで、一駅電車に乗ってJR三島駅です。
冬が来る前に箱根を越えられたので、冬の間も歩けることになったよ。
次は沼津から富士市を目指すので、また応援してください。
16時32分


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