いきなり子安の玩具問屋さんに足を止められ、ボクたちは大喜び。

第5日目 2008年4月12日

平均気温14.6℃ 最高気温18.8℃ 最低気温11.3℃ 平均湿度69% 風速2.3m/s 降水量0.0mm 日照時間3.6時間
気象庁電子閲覧室より引用

半年振りに街道に帰って来ました。この半年は寒かったり、雨が降ったり。
しかし本当はParthボケが直らなかったから、オーストラリアに2週間住んでみて、
その衝撃が頭から離れず、街道への足も遠のいてしまったという訳です。
しかし暖かくなるにつれ、街道に帰りたい衝動が働き、戻ってきました。ボクたちは、
益々大きくなって好奇心の塊。これからもどんな旅になるか非常に楽しみです。
それでは、昨年のゴール京浜急行子安駅で下車して、
東海道の旅を始めるといたしましょう。


駅から4分ほど歩いたところに、いきなり
小安商店という玩具屋さんがあったよ。
「街道沿いに玩具屋さんがあったら買ってもいいよ」と言うパパのサービスは中山道の
頃から、早速入ってみました。しかし、このお店は問屋さん。ボクたちにも売ってくれるか
心配だったけど、お店のおばちゃんが「小売できるものもあるからどうぞ」って言ってくれました。
さぁ何があるか探検だ!
8時58分


お店の中は、問屋さんだけあって、いろいろな玩具が山のように有ります。
ボクたちの町にも小さな駄菓子屋さんが有るけど、そこで売っているような小さな
玩具を専門で卸しているお店です。箱に入ったものや大きな袋に入ったものは
まとめてじゃないと買えないけど、1品づつ買える玩具もたくさんあって迷ったよ。
ボクは500円のルービックキューブ、佐武はカードを買いました。本当はもっと
大きな玩具が欲しかったんだけど、まだ歩き始めたばかりでゴールは遠い
のに、そんな大きな玩具、持って歩けるのかとパパに叱られてしまいました。
9時09分


京浜急行、
神奈川新町駅付近はず~っと国道15号の歩道を歩いて行くけど、
この辺りには食べ物屋さんがたくさんあります。軒並み中華料理のお店があったり、
お好み焼き屋さんやとんかつ屋さんなどもあります。そばに駐車場もなく、人通りも
いまひとつといった街なんだけど、どうしてこんなにたくさんの食べ物屋さんが・・・?
9時14分


神奈川新町駅から出た場所に在る、
出田町入口交差点から進行方向を見ると
横浜ポートサイドの高層ビルが見えてきます。東海道はこの国道15号を
真っ直ぐ横浜に向かうのですが、本当の道はよく分かりません。
ボクたちは、この先のオートバックスから国道の1本裏道であるである
神奈川宿歴史の道へ入って、いろいろな国の領事館があったところへ行きます。
9時18分



神奈川宿歴史の道
 ●良泉寺
  良泉寺は海岸山と号し、浄土真宗大谷派に属す。本願寺第八世蓮如上人に帰依し
 た蓮誉が、小机付近の旧街道沿いに草創、慶安元年(1648)入寂したこの寺の第四
 世良念の代に、徳川幕府より境内地の施入を受け、現在地に移転したと伝えられる。
  開港当時、諸外国の領事館に充てられることを快しとしないこの寺の住職は、本堂の
 屋根をはがし、修理中であるとの理由を口実にして、幕府の命令を断ったといわれる。


これからたくさんの領事館跡が出てくるけど、この良泉寺が最初だよ。中に入るとお庭が
とても綺麗で、芝生の中を走り回りたくなりました。それと不思議な形の水道があって、
ボクたちも思わず写真を撮ったよ。右上の写真はそんなボクです。
9時20分


良泉寺の塀沿いに進むと、途切れるところ、
オートバックスとの間にある小径へ
入りました。ここからが
神奈川宿歴史の道で、国道の1本裏を国道と平行に進むよ。
小径へ入ったら最初の道を今度は左に入って行くんだけど、正面に神社があるので
よってみましょう。神社へ行くにも広い良泉寺の塀に沿って進みます。
9時25分


正面の神社へ行くには、京浜急行の線路をくぐるよ。このガードがとっても面白いんだ。
電車が来ると、ものすごい音がして、
電車のお腹が見えるんだよ。電車は頻繁に来るから
少し待っていると、見られるよ。みんなも電車のおなかを見て行ってね。
9時26分


神奈川宿歴史の道
 ●笠䅣稲荷神社
 笠䅣稲荷神社は、社伝によると天慶年間(938~947)に稲荷山の中腹に創祀され、
 元寇に当たっては、北条時宗より神宝を奉納されている。元禄二年(1689)に山麓
 に移られて、霊験ますますあらたかとなり、社前を通行する者の笠が自然に脱げ
 落ちるということから笠脱稲荷大明神と称せられた。後に笠䅣稲荷神社と改称され
 明治二年に現在地に遷座された。また、この神社に土団子を供えれば病が治る
 との特殊信仰もある。お礼に粢団子を供えるという。


線路をくぐってやってきたのは笠䅣稲荷神社だよ。赤い旗がいっぱい!
早速、階段登って境内で遊ぼ~。あれっ!佐武はカメラに夢中だぞ!
9時27分

板碑に向かって佐武がカメラを。
神社の本殿だよ。


 
横浜市指定有形文化財(考古資料
  板 碑
                                     平成6年11月1日指定
                                     所有者 笠䅣稲荷神社
                                     所在地 神奈川区東神奈川2丁目9番地1号
                                     時 代 鎌倉時代末期~南北朝時代初期
                                     寸 法 高172.5cm
                                     上幅37cm 中幅38cm 下幅41cm


  通称「稲荷山」と称した山も麓に位置していましたが、明治初期に現在地に移されました。
 碑の形態は頭部を三角形とし、その下部には二条の深い切り込みが施され、身部は枠線
 によって長方形に区画されています。身部の上位には阿弥陀如来をあらわす種子「キリー
 ク」を、中位には天蓋を配し、その下部中央には、六字名号「南無阿弥陀仏」の梵字が薬
 研彫りで力強く刻まれています。
  本板碑は阿弥陀を主尊とする板碑ですが、天蓋を配した六字名号と一対の塔を刻した
 特異な板碑で、本碑に見られるような変形五輪塔を刻す板碑は極めて少なく、中世の墓
 制を知るうえで貴重な資料です。
                           平成7年3月  横浜市教育委員会


これが佐武が撮っていた板碑の写真と説明だよ。レプリカかと思ったら
どうやら本物みたいです。こんなところにこんな貴重なものを置いておく
なんてなんか物騒な気がしました。パパはコンクリートでしっかり固定
されているから大丈夫だよと言っていたけど、ボクはちょっと心配でした。


笠䅣神社を見たら、線路の下をくぐって戻ります。そして国道に出る前に
右に曲がってオートバックスの整備作業場の前を進むと、右に公園があって
綺麗なチューリップがたくさん咲いていたよ。面白そうな遊具もあったので
少しだけ遊んでゆきました。
9時35分


公園を過ぎると能満寺神明宮があります。また境内で遊ぼうとしたら、パパが
今公園で遊んだばかりだから、少し先へ進もうとというので、仕方なく進みます。


神奈川宿歴史の道
 ●能満寺
  能満寺は、海運山と号し、古義真言宗に
 属す。正安元年(1299)内海新四郎光善と
 いうこの地の漁師が、海中より霊像を拾い
 上げ、光善の娘に託していう霊像のことば
 にしたがって建てたものがこの寺であると
 の伝承がある。本尊は高さ五寸(15cm)木
 造坐像の虚空蔵菩薩で、海中より出現し
 たと伝えられる。
  かつては、神明宮の別当寺で同一境内
 地に同社もあったが、神仏分離令で分か
 れ今日に至っている。
神奈川宿歴史の道
 ●神明宮
  神明宮の草創についてはいくつかの伝
 説があるが定かではない。『新編武蔵風
 土記稿』は別当能満寺の草創と同じ正安
 元年(1299)の勧請としており、この神社
 と能満寺が草創当初より極めて密接な
 関係にあったことを伺わせる。
  かつて境内を流れていた上無川に牛頭
 天王の御神体が現われ、州崎神社およ
 びこの神社に牛頭天王を祀ったとの伝承
 もある。また、境内にある梅の森稲荷には
 若い女旅人にまつわる哀れな話も伝わる。
 

9時45分


神明宮を過ぎると、道は
神奈川小学校のフェンス(写真左)に突き当たるよ。ここを左に
曲がると小学校の角に
東海道分間延絵図のある場所(写真中)があるからここを学校に沿って
右に入りましょう。学校が終わるとまた突き当たる(写真右)ので、今度も右へ曲がるよ。
すぐに左に入ると、京浜急行
仲木戸駅前に飛び出します。小学校にあった分間延絵図を
見たい人は、写真内のマウスをクリックしてね。超特大の絵図が出てきます。
9時47分


ここが京浜急行仲木戸駅からの道で、右に行くと駅。左へ行くと国道15号だよ。
ボクたちは真っ直ぐセブンイレブンの右の道へと入って神奈川宿の中へと行きます。
ここには横断歩道が無いので、注意して道路を渡ってね。
9時54分


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