生麦と言えばキリンビール、パパは工場見学でたくさん飲んでご機嫌です。


JR東日本鶴見線の駅「国道」は、昭和五年(1930)鶴見臨港鉄道の駅として開業。
その後、太平洋戦争では機銃掃射を受け、その弾痕が残る歴史ある駅。
黒沢明の「野良犬」(1949)ではこの高架下がロケに使われた。全てが当時のままとは
思われないが、77年経ったその構造物には異様な迫力があり、旅人を圧倒する。




パパが感慨にふけっている間、ボクたちは高架下のトンネルみたいな場所で、かけっこして
遊びました。向こうまで行くと国道に出ちゃうんだよ。両側にお店もあるけど、今はみんな
シャッターが閉まっていてやっていなかったよ。
12時16分


ここは東海道沿いに伸びた生麦の魚河岸だよ。今日は日曜日でお休みだけど、
いつもの朝は大変な賑わいなんだって。ここの魚河岸はプロから一般の人まで
1匹から帰るんだよ。ボクたちもお魚好きだから営業しているところを見たかったよ。
ここで売っているお魚は、
タイ・ヒラメ・ハマチ・マグロ・キンメダイ・カマス・イワシ・
アジ・サヨリ・コハダ・ムツ・アナゴ・タコ・シャコ・イカ・カンパチ・サンマ・サバ・
うなぎ・ふぐ・青柳・赤貝・平貝・ホタテ・アサリ・シジミ・ホッキ貝・ミル貝・カキ

なんかだよ。今度来るときは車に乗って買い物に来よう!
12時21分


魚河岸の外れに
道念稲荷神社があるよ。この神社は「蛇も蚊も」のお祭りが有名なんだ。
端午の節句のとき、と言っても旧暦だから6月の第一日曜日に行われるお祭りで、
萱で作った蛇を担いで練り歩き、最後は海に流すんだよ。昔はこの本宮の蛇と、
原と言うところの蛇が境界線で戦ったらしいけど、今は別々にお祭りをしているんだって
もともと300年前に疫病がはやったとき、悪霊を蛇に封じ込め流したことから始まり、

蛇も蚊も出たけ 日和の雨け 出たけ 出たけ

と大声で大声で唱えながら町の中を練り歩くお祭りなんだ。ボクも見てみたい!
12時28分


魚河岸も終わって住宅街を進んでいたら、大黒ふ頭へ行く道の手前の住宅に
生麦事件の看板が有ったよ。生麦事件があった場所は国道へ出たところなのに
何でこんなところにあるのかパパは不思議がっていました。もしここが本当の
現場だったら、リチャードソンが奈良原喜左衛門に斬られたのは佐武が
立っている場所かもしれないね。と言うのは島津久光の大名行列は江戸から
京都に向かって進んでいて、リチャードソン等は向こうから左側を進んできたから
この辺りで斬られたのかもしれないよ。なんか怖くなってきたので先に進みます。
大黒ふ頭への大きな道を横切ると遠くに麒麟麦酒工場が見えてきました。
12時38分


ど~んと大きく見えてきたのは麒麟麦酒工場のテクノビレッジだよ。ここから街道沿いに
500mほど工場は続くんだよ。広さは16万m3なので東京ドーム4つ分の広さなんだ。
12時45分


静かだった旧東海道も、ここで国道15号と合流します。合流してすぐの場所に
生麦事件の跡があるよ。この場所でリチャードソンが落命したとあるから、
さっきの場所からここまで逃げてきたのかなぁ?同じ日に島津の殿様とすれ違った
アメリカ領事館書記官のバンリードは、イギリスのマナーでもある偉い人と
道ですれ違う場合、馬から下りて脱帽し片膝を地面について敬意を表すという
ことを行ったので、殿様は怒らなかったんだ。でもイギリス人のリチャードソンは
その前にいた、中国での東洋人には威圧的な態度で臨まなければならない
という教えを守り、礼儀作法の厳しい日本でも中国でのやり方をしてしまい、
日本の殿様に無礼と斬られてしまったんだよ。もっと勉強していればよかったのに。
12時53分


生麦事件跡から少し国道を進むと、キリン横浜ビアビレッジがあるよ。
パパは敷地内にあるスプリングバレーというレストランで忘年会やったことが
あるんだって、でも工場見学はできなかったので、今日は是非工場の中を見てみたいと
いうので、早速入ってみました。工場に着いたのは丁度13時少し前で、
見学する人たちが左の椅子に座り待っているところでした。
ママが受付へ行くとお姉さんが「ご予約は?」、ママ「してません」と言うこと
だったのですが、見学者も少なかったせいか、急遽見学させてもらえることに成ったよ。
13時から14時までの1時間コースで、ビールがどうやってできるのかボクにもよく分かりました。
見学が終わると、ビールもしくはジュースが2杯飲める券をもらってテーブルで飲みました。
そのとき、ガイドしてくれたお姉さんが、美味しい缶ビールの注ぎ方を教えてくれ、
試しに何方か飲んでもらえませんかと言ったら、パパがすかさず出て行ったのには驚きました。
12時54分~14時04分


ビール工場から880m行くと
新子安駅(写真中)だよ。ここは京浜急行とJR東海道線の
駅があるから便利だよ。今日はここでゴールにしても良かったんだけど、パパがもう
一つ工場を見たいというので先に進みました。新子安から660m進むと

入江橋
(写真右)の交差点です。工場はここを左折です。
14時22分


それがこの
太陽油脂株式会社という名前の工場だよ。なんで太陽油脂なの?
実はボクたちのおうちで使っているシャンプーや石鹸、ママが使うオイルなんかが
みんな太陽油脂が作ったものなんだ。この会社の石鹸は人と環境にやさしい石鹸で、
このシャンプーを使い始めてから抜け毛が減ったとパパは大ファンなのです。
そんな石鹸を、ボクたちの家では、山口県の柳井市にあるネットショップから
買っています。ここで作られた石鹸が山口県へ行って、また川崎へ戻って来るなんて、
何だか環境に悪い事しているみたい。今度は直接買おうかとパパは言いました。
インターネットで工場見学をお願いしてみましたが、あいにく日曜日はお休みとのこと
守衛さんに会って、会社の製品が好きですと伝えてきました。
14時38分




国道の入江橋から太陽油脂に向かう途中、こうな風景がありました。
運河に釣り船がびっしり並び、その船に直接乗れるように一軒一軒家があるよ。
その家では、子供たちが遊びまわっていたので、ボクは落ちないか心配になりました。
パパはまるでベトナムのメコン川のようだと驚いていました。


入江橋の歩道橋で国道を横切り、今度は右側の歩道を進みます。
程なく
京浜子安駅です。今日はここがゴール。また京浜急行で川崎まで
戻り、車に乗っておうちまで帰ります。次回は新年になってからかな。
14時50分


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