二子玉川のライズSCで楽しい買い物をしたボクたち。


瀬田の交差点にやってきたよ。ここは246と環八の交差点でとても車の
量が多いんだ。立体交差になって246の直進は環八の下をくぐって進み
ます。十字路だと思う人もいるけど、ここは六差路だよ。旧大山街道が
この交差点を斜めに横切っているんだ。ここを横断するには歩道橋だよ。
あの厚木の道路標識の下の歩道を進むのが大山街道です。
12時47分


歩道橋を降りると、
瀬田交番を挟んで、右が246、左が大山街道です。
街道に入ると道は急に静かになったよ。お巡りさんもボクたちを見て
何処から来て何処へ行くのだろうと不思議そうな顔をしていました。
歩道橋の下には道路標識があって、427が大山街道、環八はここより
東が国道466で西が都道311なんだ。
12時49分


交番から公園みたいな歩道を230m進むと、オレンジ色の家のところで
左へ斜めに進む道があります。どっちを行っても合流するけど、大山
街道は左へ進む道なので、ここで横断歩道を渡りましょう。
12時57分


右のお寺の手前の道を覗いてごらん。遠くの山並みが綺麗に見える場所が
あるよ。大岳山や雲取山も見えるから、
奥多摩の山々なんだね。隣のお寺が
行善寺線の名前の由来になった
、行善寺です。このお寺の開基は、長崎
伊予守重光(法名・行善)、開山は法蓮社印誉上人伝光和尚で、永禄年間に
建立されました。この場所は眺めが良いので、江戸時代から玉川百景として
有名で、将軍もしばしば立ち寄ったんだって。
13時02分


お寺の先は
行善寺坂という急坂で、二子玉川まで一気に下ります。
両側のお家はとても立派で、小さなマンションかと思ったお家も、
一軒家だったので、びっくり。パパはいったい税金いくらなんだろうと
心配しています。左側に登る坂の下に
行火坂という石柱が建ってます。
13時03分


行善寺坂を下りきると、丸子川を渡ります。下流は左で遠く中原街道の
丸子橋辺りまで流れて行きます。橋の先には信号があって、ボクたちが
気になったのか、可愛いボクがこっちを見ていました。
13時06分


東急大井町線の高架をくぐると二子玉川です。二子玉川はにこたまと地元では
呼ばれ、玉川高島屋が有名ですが、ボクたちが出てきたのは246の東側。
最近出来た
二子玉川ライズショッピングセンターの裏側です。
バスターミナルとライズの間が大山街道で、ここを多摩川土手まで真っ直ぐ
進みます。でもボクたちにはライズの中のお店へ吸い込まれて行きました。
13時09分

 
 

これが楽しみにしていたお店で買ったお土産です。お店の名前は
THE STUDY ROOMだよ。ここにはボクたちが喜ぶものが
たくさんあるんだ。1時間もあれこれ物色して、たくさん買ってしまいました。
ボクが持っているのは絵が動くトリックアートで、組み立てて部屋の壁に
飾りました。右の変な顔は、釘がたくさん並んで顔を押し当てると
そのまま釘が顔の形になるんだよ。右下はRainbow-Visionという
砂時計みたいなサンドピクチャーです。泡が上の砂を抑えて、泡の
隙間から漏れた砂が下に山の形を作るんだ。見ていて飽きないよ。

 

おなかも空いたので、マックへ入ろうとしたら満員。サブは、どうしてもマックって
言ってたのですが、しぶしぶ
ケンタッキーに入りました。でもここのハンバーガー
を食べたサブは大満足。そういえばケンタッキーに入ったのは初めてでした。
ライズの1階では
スケートリンクがあって、みんな楽しそうでした。でも
このスケートリンク、氷じゃないぞ。いったいどうなっているんだろう。
14時44分

 
街道に戻って、ライズとバスターミナルの間を行くと、歩道にこんな
タイル
埋め込んでありました。ここが大山街道と言うことを忘れないようにしたんだね。
小さな土手の切れ間から真っ直ぐ進むと、正面に多摩川の
土手が見えてきたよ。
14時48分


多摩川の土手に突き当たったら右へ進んでね。途中二子の渡し跡碑があります。
更に進むと田園都市線の橋をくぐり、国道246の橋に来るので、手前の
階段
登って橋の上へ行きます。246はバイパスもあるので、この橋は旧246です。
14時53分

 
 
二子橋を渡ると、東京都とお別れ、神奈川県の川崎市に入ります。
右の橋が田園都市線の橋で、その向こうにある四角いビルが
ライズだよ。正面の高いビルの左には玉川高島屋も見えます。
14時56分


橋を渡りきると、多摩沿線道路の交差点、ここを真っ直ぐ進むのが
大山街道だよ。交差点の角には旧二子橋の
橋柱が残されていました。
15時01分


川崎に入ると大山街道に力を入れているのか、色々な案内板があるよ。
左は二子の渡しのレリーフ。真ん中は、大山燈篭の説明板、右は二子神社の
説明板。中々面白いことが書いてあるので、読んでみましょう。
15時05分

 
  
  大山燈籠

  大山は神奈川県中央部にある山岳で標高1246メートル、年間降雨量
 が多く雨降山の別名がある。
 山頂に阿夫利神社があり、山腹に不動尊で有名な大山寺がある、両者を
 総称して一般に大山様と呼ばれ、古くから農業、商売繁盛、技能芸能の
 神仏として農工商の庶民に厚く信仰された。
  阿夫利神社の神官や大山寺の社僧を「御師」といった、御師は関東一円
 に特定の受持ち区域を持ち常々村々を巡回し大山信仰の布教と大山講
 の組織作りにつとめた。
  大山信仰がさかんになったのは江戸文化が発達した中期頃からで、
 江戸市民は多くの大山講を組織して集団で登山参拝した。
  落語の題材にもなっているように、江戸から大山街道を通り伊勢原に
 至り大山登山参拝後は一路平塚に出て、江ノ島 鎌倉 藤沢等の名所
 旧跡を見物し神奈川より舟で品川に渡り江戸に帰る行程は、江戸市民が
 大山詣を兼ねた、三、四泊の観光慰安旅行であった。
  往来する大山詣での鈴の音は夜の大山街道に遠くからひびき、二子宿
 や溝口宿は大山詣の御客でにぎわった。
  古くから阿夫利神社は農業の神として信仰され、特に日照りが続くと大
 山様に雨乞いすればかならず雨が降ると信じられた、事実雨乞いすれば
 不思議と雨が降った。このため各村々には早くから大山講が組織され信
 者は毎年七月二十六日の山開きには村内一定の場所に大山燈籠を建
 て八月二十七日まで、連夜かかさず灯明をつけた。
  大山街道沿いに立つ大山燈籠は夜間通過する大山講中の道標ともな
 った。この燈籠は当時の夏の風物詩であった、旧高津村が二子神社前
 に建てた実物です。総桧造りで大正末期に再築されたもので電球で灯明
 した、その昔は二子の渡場に建てられ油、ローソクで灯明されていた。





二子二丁目公園は、岡本太郎の母、岡本(大貫)かの子の実家です。
岡本太郎はここで生まれたんだよ。ボクも太郎が好きで生田緑地に
ある岡本太郎美術館へ行くよ。さっきの二子神社には太郎がかの子に
贈った「
誇り」という彫刻があるけど、パパは沿線道路をよく走り、
見飽きちゃったと見せてくれませんでした。実家の向かいにあるお寺は
光明寺で、ここには岡本かの子の兄大貫雪之助の墓があります。
雪之助は、ここで生まれ、文才を認められ与謝野鉄幹・晶子の新詩社
に参加し谷崎潤一郎とともに同人として活躍したんだけど、大学卒業の
年、床屋の傷が原因で死んじゃったんだよ。
15時09分


ここが高津の大山街道だよ。街路灯にも大山街道って書いてあるでしょう。
中々旧街道って感じで雰囲気良いんだけど、車の量が多くて危ない街道だよ。
抜け道らしくビュンビュン飛ばして来るから気をつけて歩こう。まるでキラー通りだね。
15時12分


右側の大きな釜を見つけたよ。この釜はNHK大河ドラマ「黄金に日々」で
根津甚八ふんする、石川五右衛門が釜茹でされた時に使った釜なんだって。
このドラマは1978年に放映されたのに、ママは見ていたらしく感激して
しました。隣は、蔵造りの店です。
15時16分


府中街道との交差点、高津を過ぎると右側に灰吹屋があります。
甲州街道四谷にあった灰吹屋が、ここ溝口に店を出してから
大山街道溝口宿は栄えました。灰吹屋は薬局ですが、溝口には
医者も多く、太田医院、大貫病院、野村病院、川浪医院、津田眼科
などがあったんだよ、また順天堂を開いた松本良順は北見方の
出身なんだって。柳田国男もここが気に入って友達の国木田独歩
や島崎藤村もやって来たんだって。版画家の棟方志功もこの街道
沿いに住んでいたことがあるんだよ。
15時20分

 
 
 
そんな昔のことを調べたかったら、ここ大山街道ふるさと館に寄ってみると
いいよ。大山街道のこと色々分かります。そばに住んでいた有名人の話も
分かるよ。またここでしか買えないガイドブックもあるから、歩きたい人は
是非寄ってね。右上の「訪ねて楽しい大山街道」は千円で売ってました。
館の前の石碑には
高幡不動尊道って彫ってあります。府中街道を西に行き
大丸から川崎街道を行くと、聖蹟桜ヶ丘を通って高幡不動へ続いてます。
15時21分〜40分

 
 
ふるさと館のすぐ先には、二ヶ領用水大石橋が架けられています。
二ヶ領とは、川崎領と稲毛領のことで、慶長十六年(1611)に小泉次太夫の
手により完成しました。同じ小泉さんは東京側にも世田谷領、六郷領を流れる
二ヶ領用水を作ったから両方で四ヶ領用水とも言われています。
ここから上流に770m行くと有名な久地の
円筒分水があるから時間の
ある人は観に行くといいかも。
15時41分

   
 
パパが若かった頃は、ドブ川のように汚くて臭かった二ヶ領用水も
今では魚が泳ぐほど綺麗になったんだよ。溝口駅入口交差点を
渡ると右側に
溝口神社があるよ。参拝客が一杯のこの神社は溝口村の
鎮守で、赤城大明神と呼ばれていました。
15時45分

   
 
神社の隣は
宗隆寺というお寺だよ。日蓮宗のお寺で、
御会式が古くから行われていて、池上本門寺の次に
賑わうんだって。毎年十月二十一日の夜は、万燈が
明かりの列を作って集まって来るんだよ。ボクたちも
見てみたい。
栄橋交差点を渡って真っ直ぐ進むと、歩道の
無い危ない道になります。少し行くと、
南武線の踏切
ここが今日のゴールです。ここから左に線路沿いに
進むと、田園都市線溝の口駅と、南武線武蔵溝ノ口駅が
あるよ。線路沿いには立飲みの焼き鳥屋さんが並んで
いました。今日は日曜日だけど、平日は凄いんだぞって
パパが教えてくれました。何でも通過する電車内にも
いい臭いが届くんだって。
15時50分

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