近江商人発祥の地は、田植えの真っ最中


第41日目 2005年5月4日

平均気温17.2℃ 最高気温23.9℃ 最低気温11.4℃ 平均湿度65% 風速01.7m/s 降水量0.0mm 日照時間12.0時間
気象庁電子閲覧室より引用


伊勢方面の通商を行っていたのが、小幡・保内・沓掛・石塔の四本商人。また、若狭方面の通商を行っていた
小幡・八坂・薩摩・田中江・高島南市は五箇商人と呼ばれ、その双方に活躍した小幡商人が、この五個荘を
本拠地としていた。そして江戸時代に活躍する近江商人のルーツとなった。


去年の11月から、パパの仕事やボクのサッカーでなかなかこれなかった中山道。
連休には、毎年行っていたので今年も連休になりました。今年は愛知で地球博が
開かれていて、連休はもの凄い人出だってテレビが行ってたけど、ボクたちの歩く
中山道は、いつもの連休通りとても静かな場所なんだ。
五箇荘の駅で降りたのは
もちろんボクたちだけ、駅前にいたおばさんが変な顔をしていたよ。

五箇荘駅って「五箇荘」って書くけど、町の名前は「五個荘」なんだ。
昭和30年に旭村・北五箇荘村・南五箇荘村が合併して五個荘町になったんだよ。
更に今年の2月には、
東近江市になっったんだよ。この前来たときは五個荘町で
今日は東近江市だなんて、ビックリ!でも駅の名前だけは昔のまま五箇荘で良かった。

そんなことをパパと話しながら近江鉄道の五箇荘駅を出発したら、Y字路が
出てきました。ここは右に進むんだけど、その真ん中に東屋があったから
覗いてみたら、ここは
旧中仙道ぽけっとぱーく何だって!
9時45分
五個荘はこの前渡ってきた愛知川下流南岸扇状地末端の湧水地帯だから、水が
とても豊富で、水田を中心にした農業が盛んな町なんだ。この連休も丁度田植えの
シーズンで、何処へ行ってもみんなでお祭りのように
田植えをしていたよ。
ここは、駅から京都に向かって最初に小さな道と橋を渡って合流する角の田んぼだよ。
おじさんが田植えする機械に乗って1人で働いていました。

9時48分
元町役場はとても立派な建物で今は支所です
水路と別れて国道へ向かいます。
町の中心には大きな用水路が流れていて鷺もいます。後ろに見える橋が
渡ってきた駅への道だよ。京都から来た人は、この橋を渡って五箇荘駅のほうへ
進むのが中山道だよ。この道は国道と平行に走っている道で、駅の前へは
更に平行に走っている道へと進むんだよ。京都から来た人は「間違えやすいよ。
9時52分
道の左側に突然現れた大きな五個荘の古い絵地図です。
良く見ると、江戸時代は中山道を挟んで石塚村と山本村があったんだ
人の名前みたいな村だと思いました。この絵地図にはこの先の清水鼻まで
出ているので、またあとで紹介するよ。

9時57分
(株)西澤梵鐘鋳造所 
〒529-1424 
滋賀県神崎郡五個荘町三俣274
TEL:0748-48-2061
門の前に大きな鐘が置いてある家がありました。この家が有名な西澤梵鐘鋳造所という
お寺の鐘を作っている工場なんだよ。もうここで300年も前から作っているんだ。梵鐘を
作るときの鋳型は
野洲の粘土に琵琶湖の砂を混ぜて作るんだ。その中に銅と錫を
溶かして流し込んで鐘が出来るんだよ。門から中の方を覗いてみたら、庭にはビニールを
被った新しい鐘が二つ。家の中にもたくさんの梵鐘が並んでいるのが見えました。先に進むと
庭にもいくつか置いてあるのが見えるよ。ここで作られた鐘は、日本だけじゃなく世界中で
活躍しているんだって。その一つは、愛知県の慶昌院というお寺にあるのを見つけました。

10時01分
五個荘三俣町を過ぎると道は少し右に傾いて、家が無くなり視界が開けます。
この辺は、綣(へそ)村で芭蕉が詠んだ歌の様に、青い麦畑も水田の間に
広がっていrました。常夜灯の向こうには、これから間を通る観音寺山と箕作山が
近くなってきたよ。新幹線の線路も170mの距離に近づいてきたよ。

10時10分
明治天皇北町屋御小休所
側溝に植えられたお花
この五個荘は、サイクリングがお勧めらしく、いろいろな案内板があったよ。
この
東近江エコ・サイクルコースは、滋賀県の東近江地域振興局が作ったコースで
きぬがさ山を中心に安土城趾から西の湖を廻る36kmもあるコースなんだ。
この他に、「まちなみ・水郷・中山道コース」もあるんだよ。共に地球環境貢献が
目的なんだって。ボクたちも歩いて京都へ行くから地球環境貢献になってるのかなぁ?

10時09分
五箇荘駅からの静かな中山道は、ここで国道8号線を横断するよ・
五個荘の京都口には、こんなてんびんを担いだ近江商人のモニュメントが
ありました。正面にはもちろん「
てんびんの里」って書いてあります。
何故てんびんの里か詳しく知りたい人は、昔の五個荘町のサイトがお勧めです。
しまつして、きばる」や「奢者必不久」を家訓として頑張った人達のことがよく分かるよ。
10時42分
観音寺山(きぬがさ山)と箕作山に挟まれた場所が清水鼻だよ。
一番狭いところは安土町との界になっているところで200mしかありません。
そこに新幹線と国道8号線と中山道が通っているんだよ。
清水鼻の旧道の長さは680mで、その入口にあるのが
清水鼻の名水だよ。
石碑と東屋があって目立つから、誰もが立ち寄って休憩する場所なんだ。
ボクたちも早速休憩して、美味しい湧き水を飲みました。

10時46分
そこは、日枝神社の参道になっていて階段を登ると古いお社が一つだけあって
眼下に走る新幹線がよく見えるよ。また、参道の右には大きな
藤の木があって
今日は満開でとても綺麗だったよ。ここでも中山道を草津から歩いてきたご夫婦に
あってパパは、街道の話に夢中でした。
ボクたちが夢中になったのは、遊具だよ。公園があると佐武は降りる降りるといって
バギーから飛び出します。ここでもタイヤのブランコにのってご機嫌でした。

11時12分
名水から330m進むと、左にフードショップタケヤスがあります。
ここで中山道は左に折れて国道へ向かいます。真っ直ぐ行くと観音寺山に
ある観音正寺への参道がある
石寺の集落へ行っちゃうから間違えないでね。
右の絵地図は、この曲がり角を表した江戸時代の地図で、タケヤスの所に
江戸時代も家があったのが分かります。この絵地図は相当デフォルメされて
左への中山道がもの凄く太く、石寺への道がもの凄く細いけど、現実には
同じような道幅なんだよ。タケヤスを見過ごすと真っ直ぐ行っちゃうよ。

11時18分
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