![]() |
![]() |
坂の途中に展開する宿場には平地にはない美しさを感じます。
![]() |
|
とうとう、やってきたよ馬籠宿。ボクたちの今夜の宿場なんだ。宿場に入る前に 最初に現れるのが高札場。ここから下り坂に沿って宿場が並んでいるんだよ。 ボクたちが今夜お世話になる馬籠茶屋は、宿場の真ん中。今日はそこまでを 紹介します。パパにとっては夜明け前の舞台となった感動の場所らしい。 ボクたちとは違った目で、いろいろ、あちこち見ていたよ。今日の行程が 短かったのも、わざわざこの宿場に泊まりたいからなんだよ。明日の朝 ボクたちがまだ寝ている間に、パパは一人でこの宿場を探検したいんだって。 和田宿の時も朝の散歩のページがあったけど、ここは気合いが入っていそうだよ。 16時14分 |
|
![]() |
![]() |
妻籠宿は、昼間だったから人がいっぱいいたけど、馬籠に着いた時は もう夕方だったので、観光客も引き上げて、誰もいない静かな宿場に 戻っていました。舗装道路を渡ると、馬籠宿が始まるよ。道は石畳で 綺麗だよ。しかも真ん中の石が大きく平らなのでバギーで進むには ちょうど良いってパパは誉めていました。少し下ってゆくと左に面白い ものを見つけました。何かなと思って読んでみたら、歌の好きな石臼 と言う藤村の童話でした。ちょっと面白い童話なのでみんなも読む ![]() 16時18分 |
|
![]() |
![]() |
明治二十八年、大きな火事があって、この脇本陣は燃えちゃったんだよ。 そして今は、資料館になっています。その時に持ち出したものを展示して あるから、興味のある人は入ると良いよ。夜明け前の資料になった馬籠宿 役人の記録や、青山半蔵の資料がいつも展示されているんだって。 パパが、この辺は特に半蔵・半蔵って言うから、ボクも大きくなったら 夜明け前、読んでみたくなっちゃった。16時19分 |
|
![]() |
![]() |
ここがその半蔵の家だよ。半蔵の家は本陣なんだ。右の家は半蔵のお父さんが 宿場の仕事を半蔵に任せて、お母さんと一緒に暮らした部屋なんだよ。 パパは、とっても感激していました。なんでも中学生の頃、夜明け前読んだんだけど すっかり忘れてしまって、この中山道にあわせてまた読んだんだって。 中学生で読んだ夜明け前と、パパになってから読んだ夜明け前は随分違うって パパは感心していました。ボクは小学生だから良くわかんないけど・・・16時22分 |
|
![]() |
![]() |
左は、本陣の中から見た大黒屋です。パパは半蔵の友達の・・・って いろいろ言っていたけど、ボクは隣のおせんべいのお店が気になって パパの話は、全く聞いていません。さぁみんなも、おせんべい食べに行こうよ。 |
|
![]() |
|
見て見て、このおせんべい。ここで焼いているんだよ。あんまりいい臭いだったから みんなで、一つづつ食べました。平次は上のり150円。ボクとパパとママは ぬれおかき1串200円をいただきました。一つづつみんな食べたかったよ。 |
|
![]() |
![]() |
これがぬれおかきって、おせんべいで、スーパーで売ってるぬれせんって いうおせんべいと、基本的に同じなんだけど、もっともっちりしていて、とても おせんべいって感じじゃないんだ。パパは、昔お正月が終わって鏡開きで 鏡餅をハンマーで割って、油で揚げたてのところに醤油をかけたお餅を 思い出したと、喜んでいました。ボクたちが座っている馬籠茶屋が今夜の 宿です。やっと苦しかった一日もこれでおしまい。夕ご飯が楽しみです。 16時31分 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |