街の中にもクマが出る?

平出から来て、国道19号を渡って坂を下り始めると洗馬の宿だよ。
最初に現れたのが、右側にあった碑で、「
細川幽斎肱懸松」だよ。パパがいつも
見ている1977年発行のガイドブックの写真では小さな松の木だったけど
今は2階の屋根の高さだよ。25年間で2倍の高さになったんだね。
本当はバギーに佐武が乗って平次が新兵器のステップに乗るんだけど
平次が眠くなっちゃたので、佐武はパパの背中、平次がバギーでボクは
とっても乗りたかったステップに乗れたんだ。
国道から570m行くと
善光寺道の分去れだよ。
12時04分
右の道が塩尻から来た中山道、左へ行くと長野へ向かう善光寺道だよ。
昔は、ここが分去れじゃなくて左の道を50m行ったところに有ったんだって
それが、昭和7年4月6日に
大きな火事があって、それから中山道が新道に
なって、道標もこの場所に移されたんだよ。和田宿でも和宮さまが来る前に
大きな火事があって大変だったって書いてあったけど、昔の家はみんな木で
出来ていたし、消防車もいなかったから火事って怖かったんだろうね。

12時07分
分去れから50m進むと、道の右側に木で出来た古い看板があって「あふたの清水入口」って
書いてあります。これが
太田の清水で洗馬という地名はこれから起こったんだって
大昔、木曽義仲という偉い人がこの清水で馬を洗ったって伝えられているんだよ。
入口から右の写真のような細い道を60m進んで坂を少し下りると、左の写真みたいな
清水が湧いているところへ出るよ。美味しそうな水だったので飲もうと思ったら
すぐ上に民家があるから飲んじゃダメってパパが言いました。岡谷の石船観音の
清水みたいに上に家がないところの水以外は、飲んじゃいけないんだって。

12時11分
太田の清水のすぐ上から、奈良井川の方を見たら稲がみんな黄色に色づいて
とても綺麗な風景でした。山と川に囲まれたこんな町がボクは好きです。
日本橋から240km
分去れから290mで、洗馬駅の入口です。いつもお便りくれる浦安のあきさんは、九月の
連休にここまで来たんだって。ボクたちはここを通過するから、また抜かしちゃったでしょ?
駅から左側を歩くと火の見櫓の先にこんな看板があるよ。「
貫目改所跡」って書いてあります。
中山道を歩く皆さ〜ん。島崎藤村の「夜明け前」呼んでますか〜?
木曽路に入ったら、やはりこの本は押さえておきたいものです。
第1部下巻第8章の4、賄賂の話の例としてこの貫目改所が出てきます。
中山道では板橋・追分、そしてここ洗馬の3カ所にあったそうです。
何故ここで賄賂なのかを知りたい方は、是非夜明け前読まれることをお奨めします。
12時27分
パパの講釈はともかく、ボクたちはそこからすぐの満福寺というお寺で休憩しました。
綺麗なトイレもあって女の人も安心して休憩できる良い場所だよ。でも裏のお墓の方へ
遊びに行ったら「
熊出没注意」って看板があったからビックリしました。こんな町の中でも
熊がやってくるなんて、すごいと思いました。今日はお祭りで、中山道の標識の前に
ボクと同じくらいの小学生が自転車で集まっていたけど、熊、怖くないのかなぁ。

12時30分〜13時06分
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