その5

神々が住まう町でボクたちも休みます

伝説によると諏訪大社下社(春宮)に石の大鳥居を造る
時、この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血
が流れ出したので、石工達は恐れをなし仕事をやめた。
(ノミの跡は現在でも残っている)その夜石工の夢枕に、
上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ、果たして
そこに良材を見つけることができ、鳥居は完成したという
のである。石工達はこの石に阿弥陀如来を祭って記念と
した。尚この地籍はこの石仏にちなんで古くから、下諏訪
町字石仏となっている。            下諏訪町
この竜の口から水が出ているのは「竜頭水口」と言って、江戸時代に岡谷市の
山田金右衛門さんが造ったんだって。この階段をドンドン上ると、慈雲寺という
お寺があって、そこへお参りする人や、中山道を歩く人に綺麗な水を飲ませて
くれるために造ってくれたんだ。
慈雲寺をもっと登ると、水月公園という桜の
名所があって、諏訪湖がよく見えるんだって。でもボクは疲れたから登らないよ。
右の写真は、町の中にあった
一里塚跡です。16時23分
すこし行くと左側に御作田社の鳥居が階段の上にあるよ。ちっちゃな神社だけど
階段を上って境内を見てね。左側に小さな田んぼがあるんだよ。毎年6月30日に
御田植神事というお祭りをやって、1ヶ月後の8月1日に、諏訪大社の神共として
捧げられたんだよ。諏訪の七不思議なんだって。今日が7月26日だからあと6日で
稲が出来たなんて、本当に不思議だよね。
ここが最後の難所の湯田坂だよ。なんで難所かというと、もう足が棒になった
ママには、佐武が乗ったバギーを押し上げるのが大変だったからさ。両側に
温泉や旅館があって、景色の良い坂なんだけど、本当に急坂だから頑張ってね。

16時32分
これは、坂の途中にある今井邦子文学館だよ。でもとても見る余裕は無いよ。
パパも早くお風呂に入ってビール飲みたいって騒ぎ出しました。坂を登ったところが
国道で、すぐに直角に右に曲がるんだけど、その途中に
本陣跡があるよ。
それから坂を上がって国道の向こう側に
和泉式部のお地蔵さんもあるから
時間と元気のある人は、見に行くと感動するよ。元気ないひとは、これ
この辺の旅館に泊まると出てくるのが塩羊羹だよ。中山道は国道より先に
右折するんだけど、そのまま秋宮の方へ進むと左側に古い家があって
そこが本店だよ。あまり甘くなくて美味しいってパパが言いました。
右の写真は
秋宮の一之御柱だよ。全部で4本あるんだ。お祭りの時は
すごく賑やかで、こんなそばまで来れないんだって。今日は誰もいなかったよ。
秋宮の神楽殿をあとにして、石畳の参道を鳥居に向かって下ります。
この神楽殿は、1835年二代目立川和四郎冨昌の作で父から受けた技を
努力を持って最高に極め幕府から内匠の称号を授かりました。
秋宮から再び中山道に戻って、まるやの角を曲がるのが旧道だよ。
歴史民俗資料館の前の路地を入ったところが、今日ボクたちが泊まる旅館「奴」です。
本当に長い一日だったけど、すごく楽しかったよ。
16時36分
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