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上野原の市街地は、相模川の河岸段丘の上にあります。
国道20号は、東京方面から坂道を登り、ここ
新町の信号で旧甲州街道と合流。
760m甲州街道は国道を歩きます。その間には本陣跡、脇本陣跡が並びます。
商店街のフラッグには「
大けやきの街うえのはら」というコピーがマスコットの
ケヤッキーのと共に描かれています。
これから先は大月まで大きな街がないので心が引き締まります。
コンビニも食堂もしばらく無いので、この街を出る前にお腹の心配を・・・!
上野原名物と言ったら酒まんじゅうでしょう。このメインストリートに数軒の
店舗が続きます。どう見ても観光客が買って行くと言った感じではなく、
地元の人で、この数の店が繁盛しているようです。それでは我々もとばかり
あんこと味噌の二つの
酒まんじゅうを購入。食べながらのウォーキングと
なりました。まんじゅうや甘いものが苦手な小生ですが、これには驚いた。
数軒の店が地元の客相手に繁盛する訳が分かりました。
脇本陣を探すのには苦労しました。物の本には街道からちょっと入った細田家とあるが
案内板があるわけでもなく、どこの路地を入ったところかがよく分からなかったので、
路地という路地をのぞき込んでみました。
明誠高校入口という信号を右に入って行くと
右側に細田さんという立派なお屋敷があります。しかし、何の案内もなく確証がとれません。
向かいの牛乳屋に女将さんがいたので聞いたところ、自分は分からないけど、お屋敷の先の
同じく細田さんが知っているかも知れないと聞き、早速訪ねてみました。
案の定、奥の細田さんの実家が手前のお屋敷で、江戸時代は
脇本陣だったそうです。
ついでに
本陣のことも聞くと、国道沿いのルートイン上野原というビジネスホテルの
位置にあったと言うことを教えてくれました。左の写真が細田屋敷、右が本陣跡です。
上野原教育委員会の担当者さん、この記事をご覧になったら、是非旧跡の案内板を。
本町の信号を過ぎると、道はY字路になり市街地が終わります。
ここで
山梨中央銀行前で国道20号は斜め左へ、県道33号は斜め右へ分かれます。
旧甲州街道は、歩道橋をくぐらず、左に駐車している白い車の後ろを直角に左折するので、
ここは横断歩道を渡り、フレンドリーシティヤマトヤ前へ進みましょう。
横断歩道を渡りきった位置で、山梨中央銀行の看板右端を見て万歳しましょう。
ここには上野原市の防災カメラがあり、ライブカメラとして24時間全国から
見ることができます。白い車の位置当たりから両手を振れば全国に貴方の姿が。
友達に携帯で連絡して是非見てもらうというのも、良い旅の思い出になることでしょう。
そうそう、忘れていました。横断歩道を渡る前に
後ろを振り返りましょう。上野原小学校の校舎を
バックにどーんとそびえる木が見えるでしょう。
それが
上野原のケヤッキーです。
横断歩道を渡ったら、
えびせん工房の前を
通り、歩道橋脇の小径を進みます。
150m進むと
空中にぶら下がった信号機がある
交差点です。甲州街道は真っ直ぐ進みますが
ここは右折して国道へ出てください。
本日最後のコンビニがあります。
買い物を終えたら再びこの交差点に戻り
旧甲州街道を真っ直ぐ進みます。
交差点から真っ直ぐ進むと、右手国道沿いにある上野原警察署の建物が裏手から
望めます。320m行くと写真の場所で、
気を抜けないポイントになります。
道なりに進むのもダメ、右の坂を登るのもダメ、甲州街道は黄色の矢印の方向へ
下り気味に入る小径を進んでください。カーブミラーに続く民家の石垣沿いの道です。
小径に入って綺麗な用水の流れる坂道を160m下って行くと
突然横断歩道橋が現れました。国道20号に架かる
鶴川入口歩道橋です。
甲府方面から走ってくる車に、左、野田尻の標識が見えます。
歩道橋の上は非常に眺めがよいので立ち止まってこれから行く
甲州街道を確認しました。手前の杉林の向こうが鶴川で、その向こうに
河岸段丘が広がります。右端が
鶴川宿、黄色い点線のように甲州街道は
中央高速に向かって緩やかに登って行きます。最後の森の中を抜けると
甲州街道は消え新しい道で高速道路を横断し野田尻へ向かいます。
画面にカーソルを合わせると、四角の中の高速道路がアップで見られます。
中央自動車道の標識は
談合坂SAへ2kmを示しています。
歩道橋の下を野田尻への県道へ進みます。程なく展望が開け
眼下に鶴川と、それに架かる橋が見えてきました。昔は橋はなく、橋の手前に
鶴川の渡しがありました。橋を渡ればもう鶴川宿、その入口に
そびえる
水天宮の大ケヤキも、この場所から良く見えます。
県道はUターンを2回繰り返し鶴川へ下って行きますが、歩行者用道路
それらをショートカットした便利な道となっていました。一説によると
本来の甲州街道は、歩道橋から国道20号を少し大月方面へ下った
所から斜面を巻くように鶴川へ向かうとありますが、踏み跡のようなものは
あるのですが、それは杉林の中で消えてしまい、とても歩ける状態では
ありません。安全な県道沿いに進むことにしました。
右の写真は上野原市教育委員会の
旧甲州街道案内図です。
マウスをクリックすると大きな写真が出てきます。
甲州街道唯一の渡しは、増水時徒渡しと言って、水量の多い夏季は
徒渡しで、水量の少ない冬季は簡単な板の橋が架けられていました。
しかし川越人足に無頼の徒が多く、法外な料金を請求され旅人を悩ましました。
現在は立派なコンクリート橋で、誰でも簡単に
鶴川を渡ることができます。
河原はきれいな草地で、車を停めるスペースもあり川遊びができそうです。
中山道のボクたちを連れて遊びに来たいな。
上野原の街が標高264m、ここ鶴川が250m、そしてこれから向かう大椚は340m
これから100m程の上り坂が我々を待ちかまえております。