草津その2

中山道の追分道標を過ぎてすぐのところに,本陣と脇本陣があります。
あまり新しく立派なので少し疑ってしまいますが,でっかく看板が草津宿本陣と
あるので,しかたありません。朝早かったので中は観られませんでしたが,
どうやら見学できるようです。時間の合う方はご覧になるのも良いでしょう。
草津宿も矢橋追分を過ぎると国道を横切りますが,そこには驚いたものが有りました。
新しい道が出来たためか,旧道が公園になってしまっていて,その公園を横切らないと
向こうの旧道へ行けないのです。土地の人から見ればその方が良いのかもしれませんが,
旅人には寂しいものがありました。おまけに,公園内に「野路一里塚」と書かれた
小さな道標がひとつ。その向こうは民家の庭先。もう少し考えて欲しかった。
源俊頼が「明日も来む野路の玉川萩越えて色なる波に月宿りけり」と詠んだ
野路の玉川跡も小さな庭園風の作りになっていて雰囲気は出ています。
右手に大きな池が現れると,それが弁天池です。
中央には,石橋で渡れる弁財天が祀られています。
10年前向かいにあった喫茶店は残念ながら閉店していました。
歩いていると,見かけるのが左の写真の軒に下がった屋根のようなもの。
もの凄く気になり歩いていた人を捕まえて聞いてみました。皆さんは何だと
思いますか? これ,実は大きな提灯の笠なのだそうです。お祭りの提灯を
玄関の両側に飾るときに,この笠を下げてその下に提灯を吊るのだと言います。
その土地には色々な風習が残り,思いも寄らぬものが有るものです。
交差点にある一里塚跡は,東京方面から来ると振り返らないと見つかりません。
瀬田の町も近くなり,国道へ出る手前で道はY字路になり,迷ってしまいますが
予想とは違い,右手に進むのが正解です。左の写真がその分かれ道なので気を付けて
下さい。そこから,500m程で国道に出て,名物「たにし飴」の店の前を過ぎれば琵琶湖です。
たにし飴はニッキの飴でなかなか美味しいので,一袋買って歩きながら食べてみましょう。

大津へ