石部その2

三雲を過ぎると,旧東海道には,全く食事を取れるところがありません。
そんな時に砂漠のオアシスのように現れるのが,京料理・寿司「甚徳」さんです。
場所は,東清水町三雲から石部へ向かって石部本陣手前1kmの位置にあり,
素晴らしい海鮮丼を\2,000で食べさせていただけます。もしこの店がなかったら
私たちは,おそらく草津までパンを囓って旅することになったでしょう。
石部本陣は,右の写真の場所で,石碑があるのでそれと分かるだけの
少し寂しい本陣跡でした。しかし,町は東海道ルネッサンスの影響でしょうか,
商店街の看板も意識したものになっています。といってもほとんどお店は有りません。
土地の方に聞くと,平行して走る国道へ移転してしまったそうです。
石部駅を過ぎると道はJR草津線と平行して走ります。ここで上道と下道に分かれますが
我々は,疲れていたので短い下道を行きました。金山跡は,生コンも工場になっていますし,
その手前には,ご覧の通り車の墓場があり,とても東海道とは呼べない景色です。
しかし,名神高速のガードをくぐったところで,左を見ると,畑の向こうに山桜が1本。
新善光寺の道標が現れる頃,右手に阪神タイガースの大きな看板がある家が
現れます。10年前に通ったときは,車が虎模様に塗られていて驚いた家です。
猛虎会という応援団の方の住まいだそうです。新善光寺は,街道から右へ少し入ったところ,
長野・飯田・甲府そしてここ。と4つの善光寺に行ったことがありますが,実は善光寺,
全国に500も有るそうで,最近長野の総本山で善光寺サミットを開催したそうです。

滋賀県指定名勝 旧和中散本舗庭園
昭和57年3月31日指定
書院の南庭(離れ家の西庭)である。正面に芝生張りの大小の築山を配し,
背後に,ツバキ・カエデ・ヒサカキ・カナメモチ・アオキ・マキ・ネズミモチ等の
混植の生垣を仕立て外部との仕切としている。背後の日向山を借景とし,
築山上からは三上山が眺望できる。築山の西部に滝石組みがあり,
山裾の東西に細長い池に注ぐ。水は葉山川から取水していた。
池の護岸は石組みでめぐらし,池中には中島と平天の浮石があり,
東部には切石橋を設け,築山へ渡れるようになっている。
ただし,中島は明治の後設とされる。建物に沿って大小の飛石を打ち,
沓脱石から池畔や石橋へとたどることができる。
平成4年3月
滋賀県教育委員会
庭園が,名勝なのだが家もかなり立派で,街道を歩いて行くと圧倒されます。
残念ながら,庭園は見ることが出来ませんでしたが,前もって依頼しておけば
見せてもらえるとのことですので,余裕のある方は,是非ご覧下さい。