2000年10月27日

いよいよ,鈴鹿峠への登りが始まります。しかし,箱根を越えてきた人にとって,この峠は
さほど苦労はしません。自分が一日で歩ける距離と,宿の心配さえクリアすれば安心です。
最初は,国道沿いにだらだらと登り,最後神社を過ぎたところから,一気に登ります。
しかし,さして長くはなく,暗い峠へあっという間に着くでしょう。途中にある東海自然歩道へ
入ってしまうと,同じ道なのに何でこんなに苦労しなければいけないんだと,後悔することに
なりかねませんので,時間と体力のある方だけが入ってみてください。

筆捨山を望みながら,初めは国道の歩道を行きます。しばらくすると,右に入る道が
あり,静かな旧道になりますが,勾配はだんだんきつくなり,少々顎が上がります。
本陣近くにあるモニュメントです。この目印がなければこの道を通らず,通過してしまいそうですが
かなり目立つので,大丈夫でしょう。間に元小学校の分校もあり,休憩するにも良いところです。
日本橋から三条大橋までの柱が規則正しく並んでいて,印象的な場所です。下を向いて
黙々と歩いていると,見過ごす心配がありますので,本陣に近づいたら気を付けて観ていてください。
分校と,梅屋本陣の碑です。今は子供達の歓声もない校舎ですが,
立派な木造で,今にも子供達が出てきそうな雰囲気です。また,何処かの
映画の中で見たシーンのような錯覚にも陥ります。こんな校舎を何時までも
残して欲しいものです。茶畑になった本陣を跡にこれからが登り本番。
再び国道と合流してしばらく行くと,片山神社入口で旧道に入ります。
最後は,新しい国道の下をくぐり,古い国道を横断し,階段状の道を少し登れば
杉の木に囲まれて展望のないフラットな鈴鹿峠に到着です。峠と言えば
眺めの良いところと思っている方には,少々不満の残る場所かもしれませんが,
最後の難関を越え,近畿地方には行ったという喜びは,ひとしおでしょう。
峠を,土山側に少し進むと,大きな常夜灯が有ります。国道のトンネルの上に
建てられたもので,土山方面の展望も開け明るく気持ちの良いところですので,
ここで休憩すると良いでしょう。あとは,だらだらと国道を土山へ向かって下るだけ。

土山へ